昼間の眠気 不眠症の原因は1つじゃない

夏になって蒸し暑くなると寝苦しくなりますよね。快眠グッズなどで改善することもありますが、そうでないものもあります。

不眠症が気になる季節

旅行などにいくといびきが原因の不眠症(ある程度知名度が上がってきた睡眠時無呼吸症候群)なども気になります。

いずれにせよ、夜、しっかりした睡眠ができないと昼間の耐え難い眠気につながります。怠慢や夜更かしの生活習慣と見られることが多く、「深刻な病気」として病院に行って適切な処方を受けるのが遅れることが多いようです。内科医などへの知識の浸透も遅れており、安易に睡眠薬が処方される例も目立ちます。

ナルコレプシー

ナルコレプシーという病気は脳の覚醒と睡眠の切り替えが不安定になり、昼間に急に数秒間眠ってしまったり、逆に夜間に興奮状態になって睡眠が浅くなったりします。また、昼間に面白かったり、怒ったりといった感情の変動が大きいときに、急に体が睡眠モードに入って脱力してしまうこともあります。

ナルコレプシーは睡眠専門外来などでPSG検査を受け、脳波を測定すると、簡単かつ性格に診断することができ、昼間は覚醒・夜はリラックスできる薬の処方で大幅に改善することができます。

むずむず脚症候群

夜、布団に入ると足の筋肉が勝手に収縮を起こし、痛がゆかったり、厚く感じたりします。原因は脳内で神経伝達物質の働きが悪くなることによるもの。これもPSG検査で筋電図(筋肉の動き)を測定すると容易に診断できます。

むずむず脚症候群は、ひどい人だと1晩で400回以上足の筋肉が収縮している例などが報告されています。8時間=480分とすると、ほぼ1分に1回脚がかってに動いたりするわけですから、安眠・快眠には程遠いですよね。

「こんな脚なら切ってくれ」と叫びだしたり、寝ること自体が恐怖でうつ状態になる方もいるようです。

月に2回程度でもこの症状が出る人は慢性化することが多く、週2-3回発生するようだと日常生活への影響も大きいです。

パーキンソン病の薬などによって大幅に改善が見られることがあります。

睡眠科という診療科はまだまだ少ないですが、近くの精神科・心療内科などで相談するとよいようです。

1日、一生の1/3は睡眠ですから、たかが睡眠といわず、しっかり睡眠の問題も意識して取り組むことで、残りの2/3を快適に充実した生活が送れるようにしたいですね。

 

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