NHKの人気テレビ番組あさイチ 2025年1月27日放送の鼻づまり対策特集！自宅で簡単にできるヨガや、鼻うがいなどの即効性のある鼻づまり解消法からゆっくりとにごり酢の酢酸菌効果で花粉症の症状を緩和したり予防する方法など方法6選！がとても良かったまとめました。
ヨガは気持ち良くて意外とすぐ効果が出たのでびっくりしました！
おもちろんお医者さんにも鼻づまりの根本的な原因、様々な治療法や点鼻薬などの注意点を教えてくれたものもまとめています。
2025年1月27日、NHKの人気テレビ番組「あさイチ」鼻づまり対策特集
2025年1月27日のNHKの人気テレビ番組「あさイチ」は、鼻づまり対策特集です。
花粉の飛散傾向が多いから非常に多い
花粉症の季節ですが、今年は観測史上最も早く花粉が飛散しました。1月16日に発表された花粉の飛散傾向によると、東北北部や北海道以外では、花粉の飛散傾向が多いから非常に多い傾向となっています。札幌は少ない、仙台は多い、新潟は多い、東京はやや多い、名古屋は全シーズン並み、昨シーズン並み、金沢は昨シーズンよりも多い、広島や中国エリアは昨年よりも非常に多い、大阪や高松も昨年よりも非常に多く、西日本でかなり多くなっています。福岡も多いとされており、一番多いところでは昨年の2倍ぐらいとも言われています。
鼻づまりが目の周りにまで溜まってしまって眼球がずれて視力低下するという方までいるようです。今回は簡単な対処法や最新の治療法を紹介します。かなり即効性のある方法です。
鼻づまりの症状と原因をチェックする
年中鼻づまりだという方は点鼻薬を使ったりしながら過ごしています。特にティッシュの箱を家中に置いているという人もいますよね。花粉症だけでなく、ハウスダストなどの通年性のアレルギー性鼻炎という方も非常に多いです。特に症状が出ていなくても鼻は詰まっているような気がして、ググッと吸ってしまうという人もいます。
今回は慈恵大学病院での耳鼻科で検査をしてもらいます。まずは問診。鼻づまり感、鼻の閉塞感、鼻呼吸のみでは息苦しいかどうか、生活への支障などの問診を行います。そして嗅覚の異常を感じる方には、カードに染み込ませた嗅覚を強さ別に検査します。甘い匂い、不快な臭いなど5種類の匂いを濃度を変えて嗅ぎ分ける検査です。障害の程度で言うと、嗅力の高度障害で、だいぶ嗅覚が悪いという状態です。嗅覚障害となっています。マイナス3からマイナス5ぐらいになってしまっていたようです。
アレルギー性鼻炎と鼻中隔湾曲症
鼻の内視鏡やCTスキャンで見てみたところ、分かった原因がアレルギー性鼻炎で鼻の粘膜がむくんでいます。そして真ん中の骨が片方に出っ張っているようです。顔正面から見ると、なんと鼻の中の鼻の骨が大幅に片方に曲がってしまっていますということが分かりました。そのため、そちらの方が狭くなって気道も狭くなっています。鼻中隔湾曲症と言います。鼻中隔の歪みによって片側の鼻腔が狭くなって慢性的な鼻づまりを引き起こす疾患です。外見だけでは分かりにくいです。しかし、日本人の成人の約9割が湾曲していると言われています。曲がり方は人によって違います。これが鼻づまりの原因と言われています。
鼻の穴の広さと鼻炎の関係
そして広いはずの鼻の穴にも問題があります。広い分、花粉やウイルスなどいろんなものが入りやすくなってそちらが腫れてしまっています。鼻炎の炎症で腫れていて結局そちらも空気の通り道があまりないということが分かりました。空気の通り道がCTスキャンなどで見るとほとんどなくなってしまっています。大変なことになっていますね。
副鼻腔炎と鼻づまりの対策
副鼻腔炎を患っているという方は、ちょっと調子が悪くなると鼻づまりがひどいです。鼻づまりで悩んでいる方は多いです。下鼻甲介と言って、鼻の穴は炎症でかなり詰まってしまっています。慈恵大学病院の大鳥信義医師に教えてもらいました。
鼻中隔湾曲症になる原因
もともと人間が子供から大人になる時に、外側が発育して内側が育ってきますが、そのバランスが悪いと右に曲がったり左に曲がったりしています。番号は共通だと言われています。外から見えても普通に見えても中は曲がっている。一番下に硬い骨があるのですが、その間の柔らかい骨が後で伸びてこようとしても、伸びる場所がないため、曲がってしまうと考えられています。
鼻の穴が広い方もアレルギー物質にさらされやすい
狭い方が空気が通りにくいというのは想像通りですが、広い方もアレルギー物質にさらされやすいです。いつも同じ側の鼻が詰まっている場合には、この鼻中隔湾曲症の可能性があります。しかし、曲がっているから即治療が必要かと言うとそういうことではなく、影響がある症状を強く感じる場合に治療を考えます。
治療と手術の効果
ひどい鼻づまりに悩んでいたという方は、両方の鼻が詰まっていて寝る時も寝苦しかったということです。副鼻腔炎もありました。吹奏楽部も断念しました。薬だけで対処をしてきましたが、仕事中に急に声が出なくなってしまいました。喉の奥から血が混じったような赤い塊とくすんだ黄色の塊が降りてくるという症状がありました。気道を塞ぐようなイメージで声が出せなくなって、ティッシュに吐くとごろっとしたものが出てきてしまいました。
耳鼻科では、鼻中隔湾曲症の方か上咽頭炎、鼻の骨に空洞ができて膨らんでしまう中鼻甲介蜂巣、アレルギー性鼻炎になっているということが指摘されました。粘膜の腫れが強くて、ほとんど空気が通っていなくて、睡眠時無呼吸症候群の重症な状態になっていました。ついに手術を受けることにしました。
鼻中隔湾曲症などの手術は1時間半ほど
曲がっていた鼻をまっすぐにして、腫れていた粘膜を切除し、鼻の奥の鼻水も全部吸い出して、1時間半ほどで空気の通り道が大幅に広がりました。
快適な鼻呼吸を満喫
30数年ぶりに快適な鼻呼吸を満喫しています。食べ物も美味しいし、鼻が苦しいと寝付けなくてイライラします。家族からもイライラが減って性格が良くなったと喜ばれています。
手術のメリット
手術のメリットは、慢性で治らなかったものが治る期待ができます。再発には一般的には1割以下だと考えられるそうです。
手術の費用と効果
入院3泊4日の手術で、費用は20万円から30万円。保険適用の場合です。また、高額療養費制度がありますので、収入の自己負担は10万円程度になることが多いそうです。やはり顔の鼻の手術をするというと怖いイメージがありますが、勇気を持って一歩踏み出すと生活が劇的に改善する場合があるということです。見た目は基本的に変わらないということです。日本人は鼻が小さいのであまり目立ちません。また、鼻の内側の手術なので外側は基本的に変わりません。
レーザーで鼻粘膜を照射したら楽になるという耳鼻咽喉科医師もいます。火傷の傷で硬くすることで症状を抑えますが効果は永続的ではありません。費用は数万円です。
鼻づまりの3つの主な原因と対策
鼻づまりの3つの主な原因があります。
- まず鼻中隔湾曲症があります。
- その他に、アレルギー性鼻炎、ダニやほこりなどの通年性のもの、季節性のもの（花粉など）があります。日本人の2人に1人がアレルギー性鼻炎に悩んでいると言われています。
- 副鼻腔炎も多いですよね。蓄膿症とも言われます。副鼻腔にある空間に起きる炎症です。患者が100万から200万人と言われています。ひどい場合には視力の低下、頭痛などの症状になります。また、一度発症すると長引くことがあります。数ヶ月単位で悩んでいるという方も多いです。軽症なら薬で本来治るはずですが、繰り返している方や長引いている方、治っていなくて何かが入って急性増悪を繰り返している場合もあります。
詳しくは実際に耳鼻科で診察を受けるのがおすすめです。あまりにも重症になっている方や、これらの原因が重なっている方の場合には、生活の質が大きく低下してしまいます。特に睡眠の質が下がり、睡眠時無呼吸症候群になってしまうと、突然死のリスクが上がるとも言われています。重症になった場合には、耳鼻科クリニックの診察がおすすめです。
鼻づまりの解消に即効性があるヨガ
手術は大変ですが、そこまで重症ではないが鼻づまりを感じている方がすぐに楽になりたいという方におすすめの対策方法です。とにかく今すぐ呼吸を楽にしたいという場合におすすめなのがヨガです。耳鼻科の石井正則さんが治療の一環でヨガを取り入れています。20年間研究してきました。
片方の鼻づまりを改善するヨガのポーズ
まずは片方の鼻づまりを改善するヨガのポーズです。「斜めになるポーズ」です。まずは肘掛け椅子に肘をつきます。なければテーブルでも大丈夫です。反対側の足を伸ばします。手を真上、天井の方にあげます。ポイントは脇に体重をかけて圧迫することです。脇を閉める感じでやることです。
これによって交感神経を通じて反対側の鼻の交感神経を興奮させて、粘膜の下にある血管をキュッと締めて、腫れ上がっている鼻の通りが良くなります。30秒やると効果が2分半から5分ほど持続します。即効性はありますが、効果が続く時間は短いです。どちらの鼻の穴がより詰まっているかを感じてやると良いです。内視鏡カメラでも確かにキュッと小さくなって通り道が広くなっているようです。
机に肘をついて、肘をついた方の脇を圧迫するイメージで反対側の腕を伸ばして耳につけるようなイメージです。通したい鼻と逆の方の肘をつきます。上げている腕と足が一直線になるようにします。右の鼻を通したかったら左の肘に体重をかけて脇を閉めるようにして、反対の腕を伸ばして足も伸ばします。一直線になるようにします。
両方の鼻づまりを改善するヨガ
ヨガとは呼んでいますが、原理は非常に明確でわかりやすいです。両方の鼻づまりを改善するもう1つのイチオシのヨガは「わしのポーズ」を使ったものです。まず左手を下にして右手を上にして交差します。もし可能なら、この手のひらと手のひらをくっつけます。上側の親指を顎の下につけます。下側の左腕の方向に上体をひねって、この状態で頭を後ろの方向に30秒押し上げます。
ねじりを入れると肩甲骨から上の筋膜と筋肉が伸びて、鼻の粘膜の血流がどんどん流れて鼻の通りが良くなります。筋肉や筋膜を伸ばすことで血流が良くなって鼻の粘膜に溜まった血液が他に流れてうっ血が取れて粘膜が小さくなるということです。実際やってみたところ、空気の通り道が広くなりました。ヨガは30秒で効果が2分半から5分ほど続きます。
鼻づまりの改善方法と持続時間
やった時間の5倍から6倍、長い人だと10倍ぐらい持続します。寝付けない時にやってみると良いそうです。ただし、根本的な解決にはなりません。
ヨガの重要性とポーズの効果
ヨガは左右バランスよくやることが重要です。脇を圧迫するポーズは、ペットボトルがあれば、ペットボトルを2分脇に挟むと効果的です。左脇に挟むと約10分ほど右の鼻が通ります。ただし、腕がしびれてきてしまうので無理はしないようにしてください。
その他の鼻づまり対策法 ハミング
その他の世の中の鼻づまり対策法が実際に効果があるのかを専門家に教えてもらいました。ボイストレーナーの方もハミングをしたりして鼻づまりを解消しています。ハミングは鼻音を鼻に当てるものなので、鼻が振動して鼻づまりが緩和すると考えられています。高い大きな音で鼻腔を振動させます。手のひらを鼻に当てた時に、鼻の付け根が振動すればOKです。スピッツの「楓」という曲は音が長くてゆっくりな曲で良いそうです。
医師の見解と効果の実感
筋肉が収縮して粘膜の血管が細かく振動すると、血流が良くなってうっ血が取れることが考えられます。医師の方からもお墨付きをいただきました。結構しっかりやらないと効果がないですが、やった直後にしか効果がありません。
寝る姿勢を変える
寝る寸前に右が詰まっていたら左を下にして寝る効果があります。実は鼻サイクルと言って、鼻の通り道は2〜3時間おきに左右で変わっています。こういう時に鼻の通りがいい状態を自分で意識して覚えるのは良いそうです。鼻にティッシュを詰めて寝るという方も結構いるようです。基本的に鼻水は出すようにした方が良いそうです。
マエケン体操と鼻づまりの関係
マエケン体操も肩甲骨や肩の周りを動かす運動なので、血流が良くなって鼻の通りが良くなる可能性があるとのことです。肩幅に足を開いて前かがみになって、肩甲骨を意識して肘を前にしてグルグルと回していきます。肩こりの予防にも良いそうです。
耳鼻科医師がすすめる鼻づまり対策No.1 鼻うがい
耳鼻科医師がおすすめする鼻づまり対策は、鼻うがいです。テレビCMでも話題になりましたが、実際どうなのでしょうか。雑菌などを洗い流します。
鼻うがいのおすすめのタイミング
朝起きた時と帰宅した時に行うのがおすすめです。怖いイメージがあってなかなかできないという人も多いようです。
鼻うがいをするのに必要なもの
鼻に水を入れるとツンとくるイメージがありますが、これは必ず生理食塩水という薄めた食塩水で行う必要があります。
おすすめは塩分濃度0.9%です。煮沸消毒したお湯500mlに対して塩を4.5g、小さじ1杯弱です。また、体温に近い温度じゃないと刺激が強くなります。38度から41度Cがおすすめです。体温に近いので刺激はほとんどないはずです。
容器は様々な形状のものがありますが、専用のものを使いましょう。
鼻うがいをする際のポイントとやってみた効果
ポイントは「えーと」と口から言いながら行うことです。やらないと喉の方に入ってしまいます。また、この温かいものをお風呂に入るような気持ちで使うと気持ち良いです。結構スッキリ感が出て意外と簡単で効果的です。ただし、強くやりすぎると中耳炎を起こすなどのトラブルがありえるので、しっかり専用のものを使うようにしましょう。生理食塩水は保存が効かないので、すぐ使い切るようにしてください。また、仕上げに鼻を強くかむと耳に入ってしまう可能性があるので、軽くかむようにしてください。ここは本当に注意が必要です。
点鼻薬の種類と注意点
点鼻薬もいろいろあります。ステロイドやアレルギーの薬が入っているものなど様々なものがあります。耳鼻科が処方するものはちゃんと使い方も説明していますが、市販のものには血管収縮薬が入っている場合があり、これは使いすぎに注意しましょう。継続使用は1週間にしてください。薬剤性鼻炎や点鼻薬性鼻炎を引き起こす危険性があります。使用上の注意などをしっかりと読むようにしてください。
薬剤性鼻炎の原因となる主な成分は、ナファゾリン塩酸塩、テトラヒドロゾリン塩酸塩、フェニレフリン塩酸塩、エフェドリン塩酸塩などです。用法・用量だけでなく、使う期間も注意してください。なった場合には点鼻薬をやめると治るそうです。
最新の花粉症対策 酢酸菌と「にごり酢」の効果
最新の花粉症対策です。手術をした直後は吐き気や痛みを感じることがあります。花粉症の症状を軽くしてくれる食品として、福岡県大川市の酢の蔵元が注目されています。お酢を含んだ上に酢酸菌と微生物が住んでいます。これは花粉症の症状を和らげると注目されています。東京農業大学で研究されています。
酢酸菌の働き
発酵菌研究25年の前橋健司さんによると、酢酸菌の働きがわかってきました。免疫細胞を刺激して免疫を調節する働きがあります。花粉症の不快感を和らげる働きを見つけました。72人以上を対象にしました。酢酸菌を摂取した人の方が、4週間目以降、大幅に不快感が下がっているということです。免疫の過剰反応にブレーキをかけてアレルギー症状を緩和させるからです。
「にごり酢」を販売
そこで、酢酸菌の効果を残すために「にごり酢」というものを販売しました。大さじ1杯分の酢酸菌で症状が軽減すると考えられています。
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「にごり酢」の効果
蔵元の高橋誠太郎さんもこの効果を実感しているとのことです。以前は花粉症の季節になると鼻水の薬を買わないとダメでしたが、にごり酢を取るようになってからはだいぶ抑えられるようになってきたそうです。
にごり酢の普段の活用法
にごり酢は、お肉を柔らかくして臭みを取ってくれます。そして旨味を出してくれます。煮物や炒め物などに料理酒代わりに入れているとのことです。調味料として、味噌汁に入れたり焼きそばにかけたりしています。炭酸で割って飲むのも美味しいです。家族全員で花粉症の症状に悩まされていないそうです。
にごり酢の酢酸菌のサプリ
ネットショップで販売されているにごり酢の酢酸菌のサプリもあります。
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早めの花粉症対策と診察の重要性
花粉が本格的に飛ぶ前に薬を早めに飲んでおくと、症状を抑えることができます。これを初期療法と呼びます。もちろん、他の疾患がある可能性もあるので、わからない場合には早めに診察を受けるようにしてください。様々な動物アレルギーもあります。鼻うがいをするなどして、うまく付き合ってください。
基本的な花粉症対策
基本的な対策が一番です。外出しないのが一番良いですが、そうもいきませんので、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の花粉症対策によると、マスクやメガネを着用し、空気清浄機を活用し、窓を開けっぱなしにしない。ワセリンを鼻の入り口に塗り、帰ったら髪の毛や服を叩くなどです。鼻の中に花粉が入るのを防ぐ効果があります。
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